新技術で、環境負荷の少ない産廃処理を。

有限会社 エヌエステクノ

9 産業と技術革新の基盤を作ろう
12 つくる責任つかう責任

YES!DGs ACTION

廃棄が困難だった
「金属ナトリウム」の
無害化処理
に成功。

車のバルブなどに使われている「金属ナトリウム」。冷却材として優れた性能を持つ一方、廃棄するには膨大なエネルギーとコストがかかるうえ、水に触れると爆発するという極めて高い危険性があります。有限会社エヌエステクノは、金属ナトリウムを安全に無害化することに成功。自社で技術や設備を開発し、「金属ナトリウム処理システム」として特許も取得しました。日本、そして世界の生産業が抱える大きな課題を解決する技術のひとつとして期待されています。

カーボンニュートラルが、
“当然”になる世界へ。

「金属ナトリウム処理システム」そのものも、処理中に発生する熱や水を再利用しながら稼働する低エネルギー設計。この技術は、グラスウールの再生装置にも応用されるなど、使われる場所やカタチを変えながら広がっています。日本は世界をリードする生産技術大国。自社で製品をつくりながら、同時に発生する産廃物も環境に負荷をかけることなく自社で処理、もしくは再利用する。そんな生産システムが“当然”になる社会づくりに貢献したいと考えています。

ABOUT COMPANY
	有限会社 エヌエステクノ

有限会社 エヌエステクノ

製品の原材料をつくる設備や、工場の廃棄物処理施設の、設計・組立・メンテナンスをする会社として、2003年に創業したエヌエステクノ。日本国内の中小企業を対象に制定された「エコアクション21」において、山陽小野田市の第1号認証企業になるなど、一貫して環境保全に貢献する技術開発に取り組んできました。「金属ナトリウム処理システム」のほかにも特許技術を持ち、さまざまな分野の産業に設備を提供しています。また、同システムは、「第15回山口県産業技術振興奨励賞」の山口県知事賞を受賞しました。

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