鶏糞の利用で、資源のリサイクルと
農業の活性化を。

深川養鶏農業協同組合

12 つくる責任つかう責任

YES!DGs ACTION

「長州どり」を、循環型農業
で育てる。

中四国地方を中心に人気の高いブランド鶏「長州どり」。安心できるエサで育てられていることで評価されていますが、そのエサの一部が循環型農業でつくられます。養鶏場で排出される鶏糞を堆肥化し、飼料用米の栽培に利用、収穫した米を⻑州どりのエサに混ぜ飼育する、というサイクル。この養鶏方法を地域の中心的存在として行っているのが深川養鶏農業協同組合です。堆肥の製造だけでなく、田畑への散布までを請け負い、高齢化する地域の農業をサポートしています。

資源をムダにしない暮らしを
未来へつなぐ。

長門市は、昔から“循環させる”“ムダにしない”生産業を行ってきました。漁師町であることからかまぼこも名産品で、これも、市場に並ばない魚を加工することから生まれたもの。さらに、かまぼこにも使われない頭や骨の部分は砕かれ、鶏のエサにしていました。海や山からの恵みに感謝し、大切に使う人の暮らしが深く根づいている長門地域。深川養鶏農業協同組合も、ふるさとの自然環境や産業を守る一員としての使命感をさらに強くしています。

ABOUT COMPANY
深川養鶏農業協同組合

深川養鶏農業協同組合

「長州どり」の育成や雛の販売、鶏肉の製造・加工・販売を一貫管理する深川養鶏農業協同組合。近隣の養鶏業を支えるため、1948年に設立されました。長門地域の自然環境との調和、地域農業・漁業と協同する経営を行っています。特に近年ではSDGsの観点からも、長門・宇部・小郡地域の子ども食堂に唐揚げなどの加工食品を提供、食品ロスをなくしながら子育てをサポートするなど、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

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